PROTECTION防食工事

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PROTECTION防食工事

建物を腐食や劣化から守る。

鉄骨にわずか1mm~5mmの薄膜被覆塗料を塗ることで高い耐火性能を発揮します。
鉄骨の意匠を活かしたデザインと豊富な仕上げ色を選ぶ事が出来ます。
施工後の粉塵もなく、人と環境に優しい耐火塗料です。

防食工事の種類

シートライニング工法

シートライニング工法は、耐薬品性に優れたビニルエステル樹脂製のFRPライナーを使用し、コンクリート面へ全面的に密着させる施工方法です。これにより、強固な接着性と硫酸への高い抵抗性、そして外部要因を遮断する保護性能を同時に確保できます。特に、コンクリートの腐食が著しく進行しやすく、点検や補修、更新作業が難しい場所で、長期的なメンテナンスがほぼ不要な環境づくりが求められる施設に最適です。

塗布型ライニング工法

塗布型ライニング工法には、「接着の安定性」「耐硫酸性」「遮断性」の3つの基本性能が欠かせません。下水道施設では、これらの性能を備えた材料と実績にもとづき、ライフサイクルコストの削減や長寿命化に向けた各種ラインナップをご提案しています。

当社では、湿気を含むコンクリートとエポキシ樹脂系材料の密着を高めるため、約40年前にエポキシエマルション樹脂と無機粉体を組み合わせた下地調整材を開発し、ライニング工法に活用してきました。この技術により、湿潤面でも安定した接着が可能となり、表面含水率に影響されない確かな密着性を実現しています。さらに、塗膜の剥離に対する抵抗性も強化し、長期的な接着性能を大きく向上させています。

モルタルライニング工法

モルタルライニング工法は、高炉スラグ系特殊粉末などの無機材料を使った耐硫酸モルタルによる施工方法です。一般の補修用モルタルと比べて高い耐硫酸性を持つ無機質被覆材で、エポキシやビニルエステルなどの有機系ライニングでは施工が難しい高湿度環境でも対応できます。また、コンクリートの含水率に左右されにくいため、塗布型ライニング工法が使えない施設にも適用できる点が大きな特長です。

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